2017年11月18日土曜日

キャブの取り付け準備①

オーバーホールしたキャブの取り付けにあたりキャブ周辺部品のご紹介です。
新品の部品を用意しました。

インシュレーター

キャブとエンジンの間に取り付ける部品です。
インマニと言ってもいいかもしれません。
ゴムがついているかどうかなのかな?

元々付いていたものはヒビが見られたので新品購入しました。

部品番号:16211−286−040
価格(単価):¥5098(2017/7/18現在)
個数:2(一台分)

結構高いですが、他の車種のインシュレーターもそこそこするです。
結構重要部品なので思い切って購入しました。

これは元々付いていたインシュレーター。
ゴムと金属部分との接合部にヒビが入っています。

ただ中はなんともありませんでした。
そのままつかってもよかったかも…

 ガスケット

ガスケットはシートから切り出しました。
モノタロウのガスケットシートです。
0.5mm厚のものを使用してみました。
朱肉を使って転写しカッターでの切り出しです。


取り付けボルト

元はM6x16のプラスネジです。
工具スペースの問題から六角レンチが使えるものにしてみました。
M6x15のものを見つけたのでこれで。
材質はクロモリです。
ステンレス製をよく見かけますが、あまりいい噂を聞かないので避けています。
ただ、このボルトは強度区分が10.9もあるので締めすぎると雌ねじがダメになる恐れがありますので注意が必要です。
色々探しましたが、六角穴付きのボルトは強度区分が比較的高いようです。




他にもあるので次回

エアークリーナーも新調したのですが、長くなったので次回紹介します。
こうしてみてみると結構金がかかってるなぁ…

2017年11月17日金曜日

キャブ清掃とオーバーホール

キャブの清掃

取り外したキャブを開けてみると緑の苔みたいなものがびっしり付いていました。
匂いもきついです。
合わせ面には液体ガスケットが付いていました。
とりあえず掃除です。
溶剤はKUREのクリーナーキャブを使いました。
ココナッツみたいな甘い匂いがします。
ホームセンターで買えます。

クリーナーを吹きかけて歯ブラシでゴシゴシこすります。
キャブをパカっと開けてキャブ側の方にジェット類が見えます。
これは引っ張ると抜けます。
ジェット類の穴も100円ショップで買った毛の長いブラシで貫通させました。
そこまで詰まった様子はありませんでした。



キャブの詳細

洗ったキャブをよく見てみると2Dの刻印がありました。
フロートは丸いタイプです。
フレーム番号的には角フロートなのですが。
前オーナーがキャブを交換したんでしょうか?
もしかしたら寄せ集めで組んだのかな?
詳細は不明です。



キャブオーバーホール

ガスケット

ガスケット類は他の人のブログやHPを参考にキットを購入してみました。
(初期型キャブにはフロート室のOリングが使えなさそうです)
部品番号:16010−344−305
価格:¥1555(2017/7/26現在)
個数:2(一台分)
フロート室のガスケット(Oリング)、ジェット類に付くOリングとメクラ栓が入っています。


メインジェットの組付けは元あった位置にギュッと押し込むだけですが、
何も塗らないと固くて入らないのでグリスをごくごく薄っすら塗りました。
スッと入ります。
用心のためシリコングリスにしましたが、耐ガソリン性はあると思われるので普通のシャシグリスでよかったかも。


フロート室のOリングもなんとか入れました。
Oリング大きすぎるのではないかと何度も思いましたが、無事収まりました。
ここもシリコングリスを少量つけて簡易接着剤代わりとしています。


フロート

フロートは凹みがありました。
また穴が空いているようで、振るとチャポチャポ音がします。
ガソリンが入っているようです。
部品が出たので交換します。
部品番号:16122−259−014
価格:¥1663(2017/7/26現在)
個数:2(一台分)

Before
After
また油面も調節しました。
油面は高さは…失念しました。
またの機会に紹介します。


ダイアフラム

ダイアフラムは無事でした。
ゴムが切れたり穴が空いてしまうと画像の円筒形のピストンバルブが上がらなくなってしまいます。
ちなみにウェビックで注文してみましたが部品が出ませんでした。
値段は出たような気がします。
だめになったら困ってしまう部品の一つです。





完成

キャブオーバーホールに¥7000程かかりました。
オーバーフロー等無きように祈ります。





参考にしたHP

全体的にこちらのホームページを参考にさせていただきました。
大変ありがたい情報です。