2016年9月10日土曜日

ハーネスについて 端子のカシメ(2)

端子のカシメ作業について書きたいと思います。

配線ドットコムに書いてあります。
http://www.hi-1000.com/knowledge/knowtansi.htm

とはいえなので、個人的なやり方を詳細に書いていきます。
端子はギボシを使いました。
ご参考まで


スリーブを通す

下の画像の透明なヤツです。(すでに端子が付いていますが…)
よく忘れます。
端子をカシメた後は入らないです。(入るタイプも売っています)



電線を剥く

電工ペンチかワイヤーストリッパーを使って電線を剥きます。
電工ペンチなら下の画像のところです。
サイズが色々あるので良さそうなところ探して使います。
僕はサクサクっと同じ箇所を90度回転させて切っています。
で、引き抜きます。
導線はくれぐれも切らないように。
剥く長さは端子に合わせて決めています。
端子をカシメた時、導線が若干覗くくらいの長さです。


端子をカシメる

電工ペンチでカシメます。

詳細は配線ドットコムに書いてあります。
http://www.hi-1000.com/knowledge/knowtansi.htm

いきなりですが完成です。こんな感じ 

注意点を書いてみます


導線部のカシメ

思いっきり力を入れてカシメています。
純正品はカシメ機(プレス機)を使ってカシメているそうです。
それなりに力が必要です。

カシメ部の断面図はこんな感じだと思います。
導線は銅が一般的です。
カシメると導線がつぶれ、導線同士・端子と密着します。
隙間があると、接触不良や接触抵抗になります。

カシメ後は、軽く引っ張って抜けないか確認します。
抜ける様なら問題です。

また、よく端子から一本導線がはみ出しているのを見かけますが、
あまりよろしくないと思います。
そうならない様、導線を剥いた後、手で捻っています。

被覆部のカシメ

軽く被覆に食い込む程度にしています。
がっちりカシメる人もいると思いますが、意味があるのか疑問です。



スリーブをかぶせて完成

スリーブは絶縁カバーです。
つけないと周辺の部品に端子が当たってショートします。

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