2016年9月8日木曜日

ハーネス 保護材とテープ

ハーネスは傷に弱いです。
ビニールの被覆は厚さ0.5〜0.6mm程度です。
破れると導線が出て、ショートの原因になります。
特に自動車用となると動くものなので振動し、擦れて破れます。

なので保護材を巻いて養生します。
保護材は擦れに強い素材になっています。
配線用のものがいいと思います。
ハーネスから火が出た時、燃えにくい素材を使っているためです。

ハーネスの保護について考え方は色々あると思いますが、純正のハーネスがどうなっているか確認し、真似するのが無難です。


保護材の種類

PVCチューブ

一般的に見かける黒いビニールのチューブです。
電線を通して使います。



コルゲートチューブ

蛇腹形状の樹脂製チューブです。
スリットが入っており、ハーネスにかぶせて使います。


ツイストチューブ

布みたいな素材です。
1枚のシートですが、巻きグセ?が付いていて
手を離すとクルッと丸まり、チューブ状になります。
外車なんかはこれを使っているところがあるみたいです。
ハーネスに巻きつけて使います。



テサテープ

布みたいな素材のテープです。
テープなので手軽にハーネスに巻きつけられます。

だいたいこんな感じでしょうか。
径や耐熱性のあるもの等、色々なバリエーションがあります。
モノタロウが品揃えもいいと思います。




ハーネステープ

電線と保護材はテープ固定することになると思います。
工作用のビニールテープでも固定できますが、時間が経つとネトネトになり剥がれます。
ハーネス用のテープがあるのでこれを使っています。

エーモンが入手しやすいです。

車用の矢崎のテープがオススメです。
下のリンクの値段で10個入りです。
薄くて伸びるのでコルゲートを巻くときにいいです。
モノタロウが若干安いです。
モノタロウでの評価もなかなかです。

 

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